今日も愛はアルベルトから伝言を預かっていた。

『職員室で代わりの先生が待っておられるから向かうように』

「な、何だよ…また帳さんか…?」

ちょっと腰が引けてる龍太郎。

鬼神島までのタライ舟は流石に堪えたらしい。

「さ、さぁ…どの先生が待っておられるかまでは聞いていないので…」

首を傾げる愛。

仕方なく、言われるままに龍太郎は職員室に向かう。