龍太郎一味のご無体な学園生活

一目散に逃げ去っていく生徒達。

「気にしない事だよぉ、誠一郎」

青が誠一郎の肩をポンと叩く。

彼の足元では、こまつなも励ますようにフゴフゴと鼻を鳴らす。

「……」

当事者の誠一郎は、感謝の意を述べるでもなく黙して立っている。

「ま、まぁ元気出せよ、あんなん俺らは信じてねぇからよ」

誠一郎が落ち込んでいるのと思ったのか、ラロが明るく振る舞う。