病気が治らなくったって、それでもいいかなって思った。



生きて君の傍にいられる、それだけで奇跡だって知ったから。



ずっと、みーくんの傍にいられる……、そう思っていた。







これからもずっと、一緒に未来を歩いていけたらいいのに。



本気でそう願っていた私は、愚かだった……――。