その姿に、戸惑っている自分がいる。







「水臭いわね」



「とりあえず、中に入れるのは無理」



「何?新しい女でもいるの?」







2人の間に流れる空気からして、恋人ではなさそう。







「別にいねぇよ。近所迷惑。帰れ」



「嫌よ。わざわざ足を運んでやったっていうのに」