「そうですね・・・
 お祝いでしたら
 明るい色で
 アレンジしましょうか。
 淡いオレンジかピンクと
 白をメインにでどうですか?」


「じゃあピンクがいいわ♪
 ね?ツカサ♪」


「じゃあピンクで
 お願いします。」


「あとは星音ちゃんの
 センスにおまかせするから♪
 明日のお昼ぐらいには
 取りに来たいんだけど
 大丈夫かしら?」


「えぇ、間に合わせます♪」


ニッコリ微笑んで


言ったものの・・・


スワロも探したいし・・・


できるかな・・・


かな、じゃなくて


やらなきゃ!!


「じゃあ星音ちゃん
 よろしくね♪
 行きましょうツカサ♪」


カツカツとヒールを

鳴らして神宮寺さんは

出口へ向かった。


「よろしくね。」


まだその場に残っていた


彼が優しく私に微笑んだ。


「は、はい//」


その顔で微笑まれると


たまらなく胸が


苦しくなる・・・