こんな不安な気持ちで過ごしていた日々の中、綾人と3週間ぶりに会った。
あまり時間が長くとれなくて、数時間一緒に食事をしただけだ。
お互い言いたい事は山ほどあるのに、何故か向き合ったまま沈黙が続いていた。
「琴美……元気無いね」
綾人が不安を隠せない様子でコーヒーのおかわりを注いでもらった直後にそう口にした。
「そういう綾人も疲れてるように見えるけど……」
私はすっかり氷が溶けた薄まった紅茶を口に含んでそれだけ答えた。
打破できないこの心の距離はどうしてしまったんだろう。
何だか言いようのない焦りが沸いて止まらない。
本当はこの場で泣いてでも不安を打ち明けてしまえばよかった。
綾人が居なくて寂しい。
あなたと毎日肌を合わせていた頃に戻りたい。
東京に帰りたい。
そう言ってしまえばよかった。
なのに……私は馬鹿みたいに強がった。
あまり時間が長くとれなくて、数時間一緒に食事をしただけだ。
お互い言いたい事は山ほどあるのに、何故か向き合ったまま沈黙が続いていた。
「琴美……元気無いね」
綾人が不安を隠せない様子でコーヒーのおかわりを注いでもらった直後にそう口にした。
「そういう綾人も疲れてるように見えるけど……」
私はすっかり氷が溶けた薄まった紅茶を口に含んでそれだけ答えた。
打破できないこの心の距離はどうしてしまったんだろう。
何だか言いようのない焦りが沸いて止まらない。
本当はこの場で泣いてでも不安を打ち明けてしまえばよかった。
綾人が居なくて寂しい。
あなたと毎日肌を合わせていた頃に戻りたい。
東京に帰りたい。
そう言ってしまえばよかった。
なのに……私は馬鹿みたいに強がった。

