ぁぁぁぁあああ!!



昨日の男!

なんでいるの!?


「なんでってお前が忘れてったリュック届けにきたんだうが。」


どうやら、思っていたことを口に出していたようだ。


しかも、かなり大きなこえで。

慌てて口を塞いだがもう遅い。
周りの人からも痛いほどの視線をかんじる。


「なんで私の学校知ってるの?」


声のボリュームを落として喋った。

「財布のなか、生徒手帳入っているだろう。」

ああ、なるほどね~
って!


「リュックのなかみたの!?」