「おい。」



さあさあ寝ましょうか。




「おい。」




あれ?何か声が聞こえる。




「おい。覗き見女。」




覗き見女って私の事?



もしかして覗き見してた事怒ってる?



神様助けて下さい。



咲里はまだ死にたくありません。



「えっと……私の事ですか?」



「お前以外誰がいるんだよ。」



私は周りを見回した。



「はい、私以外いませんね。」



私は殺されてしまうのだろうか?




いや、まだ生きたい!



「お前、名前は?」



へっ?



名前っ⁈



てっきり「何覗き見してんだよ」と怒られると思ってました。



心配して損したぁ。