【咲里Side】



「ずっと好きでした。付き合って下さい///」




私、遠山咲里は今告白現場を目撃してしまいました。



別に覗きではないですよ?




たまたま見つけただけです。




授業をサボろうと裏庭に出たところ告白現場に出くわしたという事です。




てか、早く返事しろよぉー。



「俺、お前の事全然知らないから無理。だから諦めて。」




「じゃあ、友達からでも…」




「いや、お前の事好きになる事はないから。」



この男の人酷い…



もっと言い方があると思うのに…



「最低…」




タタタタタタ




あっ、女の子行っちゃった…



可哀想…




でも一つ言わせてね?



告白なら授業中にするなよ。



私の睡眠の妨げとなります。