「えと、春日井さん…」 「アギトでいいよ」 スムーズに車を運転する隣の 完璧王子様に呼びかけた。 「え!えと…あ、アギトくん」 て、照れるよーーー!!! 「嬉しいな。 うん、どうしたの?」 名前で呼ぶと心なしか、 綺麗な横顔が笑顔になった気がする。 「これからどこへランチを食べに行くんですか?」