「それって異性と~?」 感づいているのか、優衣子はニヤニヤしながら 私にじれったく質問する。 「…そ、そう」 「2人っきりで異性ね~。着てくなら、 女の子らしいふわっとしたワンピースかな♪」 「わ、ワンピース!?」 私はそんなの着れん!!! そもそもスカートすらはかないし! 「ほ、ほう!なるほどね」 「なぁに、誰かと食事しにデートするの!?」