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なんか…すごく視線を感じる…
すれ違う女の人がみんな顔を赤くして振り返る。
今、私は
変装したスタイル抜群の春日井アギトと、
街中を歩いている訳だけど…
さっきの格好には劣るけど、
この格好もかなりハマってる。
幸い全く春日井アギトとはバレてないけどね。
「さて、何をプレゼントしたらいい?
君の欲しいもの何でもいいよ」
ぅえええーー!!!!!
さ、さすがお金持ち…言うことが凄いな…
でも私は別に………
「あっ!!」
すぐ側のファンシーショップに目を向け、ある物目掛けて走り出した。
「これがいい、かわい~!!」
指を差したのは、私の大好きな
ふわクマくんのキーホルダー。
「いいよ。じゃあ買ってくる」
「本当に!?やった嬉しい!」

