「これならいい?」
サングラスと帽子を付け、春日井アギトは確認するように私に聞く。
顔を隠してもかっこいいオーラが出てる
完全に隠れてない気もするけど……
「うん!さっきよりは大丈夫だと思います」
普通にカッコ良すぎなんだけど!
「そうか!ありがとう」
煌めくような笑顔に私は圧倒される。
「…////」
この人…今までその笑顔でどれほどの女の子を
落としてきたんだーー!!!
「じゃあ、私はこれで。もうその格好なら、
バレずに気兼ねなく観光出来ますよ」
そう言って、私は目指してた
スイーツ店へ向かおうとした。
「…待って!」
しかし、後ろから手首を掴まれる。

