「ほいっ、カバン」 少しして松下くんが わたしのカバンを持ってきてくれた。 「ありがとう、松下くん」 教室に千紘と茉依ちゃんいたのかな…。 「千紘と中峰ならもう帰ってたよ。」 「!?」 松下くん、エスパー!? すごいなぁ…。 「…そっか、ありがとう教えてくれて。 じゃあ、わたし帰ろうかな。」 そう言って、立ち上がったとき。 「…一緒に帰る?」 え…??