「おはよっ!
私は みずの ともみ だよ!
今日からよろしくね!」
「私は たかなし るり。
よろしくね。」
「“たかなし”ってこう?」
私は机に
“高梨”って書いた。
「ううん。
たぶん、読めないよ?」
「るりちゃん」は
“小鳥遊 瑠璃”って書いた。
「えっ?!
これで”たかなし“って
読むの?」
「そう。面白いでしょ?
お父さんとお母さんが、
小鳥のさえずりも、
瑠璃(るり)の青い色も、
とってもきれいなもの。
そういう子になってほしい
って。」
「へえー。
私も似てるかも。」
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