そして、 あの日につながる。 友達が離れていった。 私はすごく悲しかった。 「いけない…! 大変なことになる…!」 普段感じないくらいの 悲しみを感じたら、 どうなってしまうか もう、わからない。 なんとか気持ちを 落ち着かせて、 公園に行って、 ゆっくり休もうと思った。 ――それが いけなかったのかも しれない。 遠くに、 はしゃぐ小さな子が見えた。 友達と、楽しそうに おにごっこしてるのかな。 「いいなあ…」 そう思ってしまった。 「……あっ!!」