あれから、あの子は、 帰る方向が違って、 昨日は校門で別れた。 私は、たぶんあの子も、 何を話したらいいか わからなくて、 校門につくまで、 無言のまま。 「なんで遅くまで 残ってたの?」 「えっとねぇ… 勉強してたら、 集中しちゃって。 一緒に帰る子もいないから、 気づかなかった。」 「私でよければ いつでもいいよ! 突然だけど、なんか奇遇だし 仲良くしよっ!」 「………うん!」 ちょっとうつむいてたけど、 顔をあげて 笑顔で言ってくれた。