私に、できること【長編/未完】




………。

瑠璃が言ったように
私は目を開けずに。

部屋に閉じ込められたことと
ほとんど何の音も
しないこと。

怖い…。



…なんか、暖かくなった?
…それさえも、幸せ。



もう意識を手放そうとした
そのとき。

「…目、開けていいよ」