「…初めて 会った日のこと?」 瑠璃は静かにうなずいて。 「それもある…。」 と<それ>を強調して 悲しそうに言った。 「あのね…」 また沈黙。 瑠璃は悪くないんだけど この沈黙は好きじゃない…。 「…やっぱり、待って。」