いつもは楽しい 瑠璃との時間。 けど 今日は…重い。 「おじゃましま~す…」 瑠璃が言うには 親は共働き。 4時や5時なら 家には誰もいない。 「私の部屋で話そう?」 階段を上る音が やけに耳に響いた。 「もう気づいてると 思うけど…」 「…なに…?」