保健室で処置をしてもらってから美月はすぐに体育館へ戻って行った。
なんか「士気が下がる」なんてよくわからないことを言いながら…
私はせっかくなので保健室のぽかぽかしたソファーに座りながら、突き指した指を撫でていた。
先生は忘れ物をしたとかで一旦部屋からいなくなっていて保健室には私しかいない。
何も音がしない保健室で私はまたぼーとしてた。
ガラガラ…
(先生…もう戻ってきたんだ…)
「あっもう体育館戻りますね!!
何かソファーがあったかくて…」
振り向きながらそこにいるはずであろう先生に話しかけた。
離れたくないくらい居心地のいいソファーで…
「へえ。
そこ、そんなにいいんだ?」
女の人じゃない…?
先生じゃなかったと急いで振り向いたときには私の体は倒れてソファーに横になっていた。
