今日は果那に相談して明日の最終確認!


どこで渡すかなとかいろいろっ



「あ、湊に帰れないこと言ってこないと」

「うん、待ってるねっ」


湊がいるであろう下駄箱まで走っていくと、
下駄箱に寄りかかる湊がいた



「湊!ごめん先帰ってて!」

「またかよ。ここ一週間全然帰れてねえじゃん」

「ごめんね!じゃあっ!」

「おい!」




果那のいる教室まで湊に手も降らずに
戻ってきた



この時は誕生日のことしか
考えてなかった。


帰れないことにずっと心配して
不安を感じていた湊のことなんて
気にしてもいなかった。