「…えっ?!」

「だから…お前が好きだ」

今、目の前にあるのは翔ちゃんの背中。いまだに手はつながれたまま…
どうする?この状況どうすればいい??

「何か言えよ…」

翔ちゃんは振り返って私の顔を覗き込んだ。
翔ちゃんは顔が真っ赤で、翔ちゃんの瞳に映る私は今にも泣き出しそうな顔をしていた。