気を消し忍び床を噛み笑わぬ人形の境地に表情変えず

目に見えぬ鎖に引き手を通した。


テーブルに飾り立てられた偽りの愛情をむさぼるように食らい静かに膳を置いた。


変わらぬ時の流れを溜め息で量り脳裏に降臨する屍の姿を溜め息で見た。