無理めな相談、引き受けます。


「じゃあ相談だけどさ、もし俺と佐藤が付き合ったら、エッチの時ってやっぱ俺が女役なのかな?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」

ワタシ、ニホンゴ、ワカラナイヨー。

「あつき、ひいた?」
「‥‥‥大丈夫。でもまずは、どうやったら佐藤くんと付き合えるか考えるべきじゃない?」

私も何真剣に答えてるんだか‥‥。

亮太はホッとしたように、また明るく話し出した。

「だよな〜。でもつい考えちゃうんだよね〜。女役ってなんか色々と大変そうじゃん?」

だからその話を終わらせたいの!

私は亮太の言葉を流して話を進めることにした。

「きっと佐藤くんは、男同士で付き合うなんて考えたこともないよね。」
「きっと、っていうか‥‥絶対。」

急に亮太の表情が暗くなる。
私は話し続けた。

「だから焦って告白しようしてもうまくいく可能性は低いから、まずはもっと仲良くなる必要があるね。」
「仲いいけどなぁ‥‥」
「足りないよ。」

私がきっぱり言い切ると、亮太は少し驚いたように顔を上げた。

「親友以上にならなきゃ。佐藤くんが、もう亮太なしじゃ生きていけないくらいに。」
「俺なしじゃ、生きていけない‥‥?」

亮太の目が、みるみるうちにキラキラと輝いていく。

恋する乙女だな、完全に。

「俺、佐藤ともっと仲良くなるわ!」

さて、どうやって仲良くなる気でしょうね。