肩を掴まれ、昼間のままのシャツが 冷たく肌に触った。 ひんやりとしたシャツの上から、 洋子さんが私の腕をさする。 「ほら、こんなに冷えて・・・」 あったかい洋子さんの手に 冷え切った気持ちがゆるみ、 引っ込んでいた涙がまた、 吹き出してくる。 「う・・・うう・・うううう」 泣きだした私に、 「どうしたの?」 なんて問う事もなく。