「たかが、パート?」 「俺へのあてつけで始めただけだろ」 夫から放たれた言葉に、すっと血が 下がったような思いがした。 「そんな・・・あなたはいつもそうやって」 まくしたてようとした所で、ソファに 座っていた勇次と目が合った。 怯えたような、小さな目。 かわいいはずの、その目に見られて いるのが耐えられなくて。 私はつけていたエプロンを取ると、夫に 投げつけ、家を飛び出した。