「大きな声、出さないでよ」 「平日の昼間だけじゃなかったのか?!」 「急だけど、土曜は忙しくて手が足りない んだから仕方ないわよ。別にいいでしょう? 卓也も勇次も部活だし・・・」 そう言うと、夫は鼻にシワを寄せた後、 ネクタイを外してソファに放った。 「お前が行かなくたって、困りゃしない だろう。断れよ、そんなもん」 「そんなもんって、なによ?」 夫は珍しく言い返した私を、バカにした ような顔で見た。 「たかが、パートだろ」