「は?!なんで?」 「なんでって・・・」 やけに大きな夫の声に、私はもう一度、 同じ説明を繰り返す。 「鈴木さんていう、土日に来てる人が 急に来れなくなっちゃって。 代わりに来て欲しいって言われたの」 「なんでだよ?」 「ご不幸があったみたいよ」 これでわかっただろう、と台所へ向かうと、 夫がまた大声を出した。 「だから、なんでだよ?!」 ソファでテレビを見ていた勇次が、 ビクッと体を強張らせる。