彼もだけれど、女の子。 私から見ても、ステキな子だった。 きっと、外見だけじゃなく、 頭もいい子なんだろうと思う。 話し方も服装もきちんとしていて、 なんだか仕事もデキそうだった。 私があと20歳若くても、 逆立ちしたって敵わない。 そんな、考えても仕方の無いことで、 ため息をついた帰り道。 自転車を押している私のバッグの中で、 めったに鳴らない携帯電話が鳴った。