「ああ、なんて言うんだっけ? 韓流の人」 「ハンリュー?」 「韓国人ってことだよ」 珍しく、卓也も会話に混ざって来た。 「ジュンソ。クラスの女子が騒いでた」 「変な名前~」 「だよな」 卓也はつまらなそうに言って、 テレビを消してしまう。 「俺、大盛りね」