「そうなの」 つぶやいた私が思い浮かべたのは、 あの彼のバスケ少年時代ではなく、 何度も見た息子のユニフォーム姿。 ときめきに似たあたたかさが巡り、 私はそれが、じわりと 目から滲みだすのを感じた。 どんな男の人よりも、 私の心をあたためてくれる かけがえの無い存在。 私の子ども。 私と・・・夫の子供。