申し訳なさに眉を寄せる私に、 彼は苦笑して言った。 「気にしないで食べていってよ。 おしゃれな店じゃないけど」 中に聞こえたかな、というように 首をすくめる様子を見せて、 彼は笑顔にどこか寂しい色を滲ませる。 「でも、気取った店に行くより、 いいんじゃないかな。 少なくとも、俺は・・・そう思うけど」