けれど、今までなら、恥ずかしさのあまり 爆発していたかもしれない状況に、 顔を赤くするくらいで済んでいる。 これは、やはり、洋子さんがしてくれた 化粧のせいなのだろうか? いつもと違う私は、真っ赤な顔に 照れ笑いを浮かべて彼を見上げ。 ありがとう、と言おうとした所で、 凍りついた。 彼の後ろ、5mくらいのところで 立ちつくしている人物。 よく見知った顔が、私に気づいて強ばる。