「はじめまして」


緊張しこわばった笑顔で言う華に胸が締め付けられた



はじめまして…かぁ




今まで華の中に俺なんて存在していなかった



それは当たり前の事なのに・・・


初めて華に出会った日


初めて玉子焼きを食べた日



そんな事、華にとったら流れていく毎日の中の一つにすぎないのに急に寂しさが俺を襲った