「社長、こちら資料になりす」


黒のスーツを着た沙耶は一つの封筒を渡し社長室を出た



結局、沙耶は自ら前いた会社を辞職し俺の秘書として働き始めた


頭も良く公私混同しない沙耶は秘書として、よく働いてくれている



俺はイスに座り手渡された封筒を開けた


中には華の家族構成から生い立ちが事細かに書かれた書類と写真が一枚入っていた