愛してる…なんてクサイ言葉なんて二度と真剣に言えないかもしれないけど…私と彼はお互いの今いる距離にも負けずにお互いの気持ちを通わせた。
「すみません…。
成美からの電話で長電話させちゃって!」
彼から切り出された言葉に私も謝る。
「大丈夫。こっちこそごめんね‥。
明日も早いのに‥お仕事頑張ってね!」
「わかりました‥。何かあったらまた電話ください。」
「うん。わかった。ほんと…ありがとう。」
あれから‥他愛のない会話をして私たちは‥名残惜しいけど次の日の事も考え“おやすみなさい‥”と伝え電話を切った。
「さあてっと‥!」
私は‥彼の電話で元気を取り戻してシャワーを浴びにバスルームへと向かおうとした時…。
パタン…。
デスクの上に置いてあった写真立てが何かの拍子に倒れたのに気付き私は写真立てを起こしたその写真に私は驚き言葉をなくした。
写真に写る筈の私が薄く消えていたからだ…。
思わず気持ち悪くなって写真立てから手を離す。

