「ああっー!?
やっぱ!シャワー浴びてこよっ!」
私はムシャクシャした気持ちにウンザリして声をあげた私は…写真立てを机の上に置いた時どこからともなくバイブ音に気づいた。
“ブブッーブブッー”
“あっ…マナーモードのままだ!”
私はその音の方向に歩み寄りバックの中から慌ててスマホをとりだした。
画面には‥本蔵さんと本蔵さんの画像が表示されている。
“ど‥どうしよう!ヤバイ!本蔵さんだ!”
スマホを持ったまま勝手に狼狽える私…。
…その間に…。
勝手に留守電がメッセージを録音撮り始めた。
『本蔵です。
もう…寝ちゃったかな?
無事に…北海道の方にはつきました。
…なんだか今朝あったばかりなのに…声がききたくなってしまって電話しました。
また…かけます。
おやすみなさい…。』
私は…スマホから録音されたそのメッセージを聞き応答ボタンをタップしたが受話器からはツーツーと虚しい音が繰り返し聞こえてきた。

