千夏に言われて…頷き母子手帳を再びキャビネットに置いた時…フワリと近くに置いてあった封書が宙に舞い床を滑りながら千夏の目の前に流れ落ちた。
「ちょっとー!?
何やってるのよー!」
千夏は…手前に飛んできた封書を拾い何気に気になったのか中身を確認し始めた。
「うわー。
超懐かしいんだけど…!?
高校の同窓会のお知らせだわ!」
「えっ?
千夏の高校の同窓会!?」
千夏は…会社の入社式以来の付き合いだから…学生時代の彼女を知らないだけに興味深い。
「千夏の学生アルバムないの?
学生時代の千夏見てみたーい!」
「えっ…?
別にいいけど…(汗)
寝室の本棚にあったかなあ?」
“ えっー!マジ勘弁!”って言われるのを覚悟していただけに、呆気なく“いいよ…!”と言われたので、拍子抜けた私をリビングに残し千夏は立ち上がると寝室へ向かい…再び卒業アルバムを持って帰ってきた。
「まず…その前に乾杯しましょ!」
…千夏は…グラスにジュースを注ぎ…私はグラスにビールを注いで渡すと乾杯と声をあげて交わした。

