LOVEナビ~恋愛queen学園奮闘記(不定期更新です)



 専用ダイヤルが書かれたカードに『夢未来館』と書き記されている店舗名と住所と地図が書いてあったのをみつけて尋ねた。




 「ここって…易者のおじさんの店舗ですか?」




 私の言葉に大きく頷いた易者のおじさんは…駅の近くの黄色い壁のビルを指差した。




 「まあ店舗であって自宅かなあ…。


 あのビルの5Fにあるから良かったら底に直接きてくれたらよいよ。」





 さり気なく机の上の物を片付けながらおじさんは私の言葉に答えた。




 「わかりました。


 また…来ます。」




 高森くんと再び顔をみあわせて立ち上がり易者のおじさんに笑顔で見送られて別れた私達はマンションまでの帰り道並んで歩いた。




 「さっき橿原さんに声かけた人知ってる人?」




 聞かれるだろうと予想していたけど…突然切り出された言葉に“ギクッ‥”としながら笑ってごまかす。




 「よくわからないんだよね‥。


 もしかしたら知ってる人なのかな?


 自分の事以外覚えてないから‥よくわからないんだよね‥。」