「えっ………?」
高森くんは不思議顔で首を傾けた。
「ちょっと…難しかったかのう……?
今の君達にはいろんな可能性があるって事だよ…。」
「はあ…。」
高森くんは易者のおじさんの言葉に相変わらず不思議顔で自分の手相をみつめた。
「何か聞きたい事あるかな?」
易者のおじさんの方から声をかけられて高森くんは首を横に振った。
「そうか…じゃあ聞きたくなったらここにきなさい…。
これあげとこうかのう…。」
易者のおじさんは…近くにあった私が病院でもらった学生の優待券を高森くんに渡した。
「…また次回から使いなさい。
君にもあげとくね…。」
私の方をみた易者のおじさんは…高森くんと同じように優待券を渡した。
「ありがとうございます。」
私は易者のおじさんから受け取り変わりに今日もらった優待券を渡したその時…。
「…成美?
何してるのここで…?」

