易者のおじさんは高森くんの右手と私の左手を手繰り寄せてやがて私と高森くんの小指が平坦になるようにくっつけた。
「二つあわせると生命線がまるできれいに繋がっておるようにみえるのう…。
気質的には違うが同じように難の多い人生だといえよう………。」
「そ…そーなんですか…?」
私の言葉に易者のおじさんは私達二人の手相を説き始めた。
「まず男の子の方からいくと…今から先が転換期じゃなあ!!
何が転換してるというと…“恋愛”じゃなあ‥。
“恋愛”によって結ばれた相手に出会いが‥君のこれからの未来を左右する…。
そして女の子の方じゃが今を大事にしなさい…。
自分よがりの恋愛をしないこと…すなわち相手あっての恋愛だと思えば…何をするべきかおのずてみえてくるはずじゃ…。」
「相手あっての恋愛…?」
易者のおじさんの言葉を繰り返す…。
易者のおじさんは満足そうに笑みを浮かべて頷いた。

