女の子に好かれないのもわかる…。
私だって昔の私の態度に幻滅した程だ…。
それでも友人としていつもこんなバカな私に付き合ってくれた千夏を改めて尊敬せずにいられなかった。
はあ…。
なんて私バカな子だったんだ…!!
昔の自分に会うまで気づかなかったなんて…。
自分の馬鹿さ加減に嫌気がさして俯いた。
「あっ…。
駅見えてきました。」
暗黒オーラを漂わせていたせいか…高森くんはいつもより声高に声を弾ませた。
高森くんの気遣いが身にしみて顔をあげたバスの窓から例の易者のおじさんの姿を捉えた私は隣に座る高森くんの腕をバシバシと力任せに叩いた。
「易者のおじさん!!
いたよっ!!!」
突然腕をバシバシと叩かれたら…恐らく誰もが驚いた後イラッとするかもしれないけど彼は腕をさすりつつ苦笑いを浮かべつつメガネの位置を整えながら窓越しに易者のおじさんの姿を確認した。

