やがて…次の停留所を知らせる車内のアナウンスにブザーで答えた私と両脇サイドに侍らせた男子生徒とともに笑いながらバスを下りていったのに私は力が抜けてイスに深くもたれた。
「ゴメンナサイ…。
俺のせいで…橿原さんも笑われちゃって別々に座れば良かったですね…。」
過去の自分の軽薄な態度に傷ついた彼は私を気遣い突然謝れて私もすぐに深く謝った。
「―――ゴメンナサイ!!
酷い事いって……!!」
なんだか自分の情けない行動にホトホト嫌気がさしてきて…事情もしらない高森くんに謝った。
「あっ…!!
いやあ……!!
こちらこそ………!」
二人でバスのシートでお互い謝罪しあう異様な光景に周囲も最初は興味本意でみていたもののバツが悪くなったのか沈黙になりそっぽを向いた。
しかしそんな事も気にも止めてる事なんてないほど…自分自身に落胆していた。
確かに第一印象は大切なのは確かだ…!!
でもそれはあくまでも最初だけ…高森くんが昔の私に笑われるような悪い事などしていないのに…見た目の印象で小馬鹿にして他の男子生徒と笑い物にした自分を目の当たりにして心の底から嫌になった…。

