主治医のドクターの言葉に安心して2人とも安堵の吐息をつき深くお礼をいい私達は病室をあとにした。
「はあ~!!
これからどうしようか?」
病院の外に出た私は思いっきり背伸びをしてひとまず深呼吸をすると高森くんに切り出した。
「えっ…。
いやあ学校休んじゃったし家に帰るだけだと思うんですけど…。」
もごもごとか細い声で答えた様子を見ながら…占い師のおじさんが頭の中を横切った。
「じゃあ…遠回りして帰ろう!!」
「えっ…!!
ちょっ…ちょっとー!!」
動揺する高森くんの腕を無理矢理引っ張り私は病院の前に止まったバスに乗車した。
「なんでも突然なんですからー!!」
ひとまず席についた私の横でずり落ちた眼鏡の角度を直しつボヤく様子を流しながらバスは私達を乗せて駅を目指して出発した。
私はひとまず二人掛けのシートにそのまま腰掛けた。
「占い師のって駅付近であったというあの占い師さんですか?」
「そうそう…!!
さっき…学生特別優待券もらったのよー。
せっかくだから使わなきゃね!!」

