大変だ…!!
その様子を呆然と見ていた私は…慌ててそのまま部屋の中に入り防塵服を身に纏い高森くんの後を追いかけた時には部屋の中からお母様の声がした。
「千宗…おかえり…」
部屋に笑顔で向かい入れたお母様を尻目にキリッとした目をつり上げて本蔵さんの前に立ちふさがった高森くんは珍しく声を荒げた。
「…何しにきたんですか?
母のとこまで追いかけてくるなんてヒドイですっ!!
…帰って下さい。
俺達…親子にかかわらないで!!」
感情的になりつつ本蔵さんの体を押し促した。
「千宗…!!」
困った顔で高森くんを諫めるお母様を目で制して本蔵さんは高森くんの身体を押した。
「すまなかったね。
うちの今後の事もあるし…お母様にも考えてもらおうと思ってね…。
うちとしては…君を養子として向かい入れたいんだ…。
じっくりお母様と考えなさい…。
次…答えを聞きにくる。
またその時…ゆっくり答えを聞かせて欲しい…。」

