お母様の言葉に重ねて高森くんの事…そして宗大の性格を思い浮かべる。
宗大もそう…。
優しすぎて大事な会議あるのに私のとこすっとんで来てくれたり…あのヒステリックなお母様と慣れないバトルしてみたり…今考えると全部私が無理させちゃってたんだ………。
私がこの過去で変わって…宗大がどこに出しても恥ずかしくない女性になりたい。
高森くんのお母様のような…安らぎのような存在になりたい。
思いはどんどん高まる中…出入り口の扉が開いた。
………んっ!!
扉が開いた先から現れたのは…本蔵さんだった。
「本蔵さん…。」
お母様は本蔵さんの姿を見つけると…自然で安らいだ笑みを浮かべた。
私をチラリと見た本蔵さんは会釈して…高森くんのお母様の近くに歩み寄った。
どっからみても絵になる2人ってこの人達のこというのねー。
なんて微笑ましく見守りたくなる2人は親しげに会話を交わした。
「家内がまた君のとこに迷惑をかけたみたいで…。
―――申し訳ない。」

