あまり慌てすぎちゃって…思わず口をついた言葉に花瓶の水を変えようとしていた高森君は驚いて落としそうになったのを寸前でキャッチした。
「ウフフフフ……。
可愛らしいお嬢さんだわ…。
学校はまだこれから…?」
「…ええ…。
そうなんです…。」
潤んだ黒い瞳を細めた視線で見つめられながら私は思わず赤面したまま俯いた。
…正直…。
自分もかなりイケてるって思ってたけど…モテるって周囲に男子をはべらせてるだけじゃないんだ…と高森君のママを見て思った…。
完成された美ってこーゆう事をいうんだ!って思い知らされ自分の今までの行いがなんだか恥ずかしくなってきちゃった…。
自分の勝手な美学が…間違いだった事にこんなにも気づき…これまでの行いが心底嫌になってくるほどに打ちのめされた。
……宗大のこともあるけど…私自身が過去を捨てなきゃ何も変わらないんだ………。
唇をキュッと噛み締めて私は今までの行いに懺悔するとともに…再び決意を露わにして顔をあげた…。

