LOVEナビ~恋愛queen学園奮闘記(不定期更新です)



 「高森さん…。」


 重くいい放った後…ほぼ同時に内科の受付カウンターから声をかけられ、ゆっくり立ち上がり受付カウンターへと足を運ぶ姿を…呆然と見ながら私は頭の中を整理していた。


 宗大さんと高森君は、ホームステイを通して出会い…そしてお母様が白血病を発病した事がきっかけで日本に帰国…。
 そして…また宗大さんと日本で再会後彼から兄弟だと言うことを告白された後否定はしたものの…転入手続きの書類で事実を突きつけられたという一連の流れを整理しながらこの出来事の重要さを噛み締めていた。


 大人が必死で隠そうとした真実は…純粋な子供達によりいとも簡単に明かされたあげく二人の少年の運命に巻きついたまま後までもほつれたままで…未来に繋がっているという事を知り、また…自分だけが過去と未来だけを知っているという重要さに漠然とだったがここにいる宿命をヒシヒシと感じた。


 「隣よいですかなあ?」


 高森君を待ちながら心情にふける私の横に人影を感じ私はその声の主を見上げ確認する。


 「エッ..?」


 着物のような衣服に身をつつみニッと口を開けた私を嘲笑うその人物に思わず…。


 「易者のおじさん!?」


 声を荒げてしまいその場からシロイ目で睨まれすみませんと謝った。