高森君は…私がヒステリックなおば様という言葉に小さく“プッ‥”と吹き出し答えた。
「…ごめん…。
確かに…おば様ってヒステリックに見えるよね。
この間の男性が…本蔵社長って事は知ってる。
母の知り合いみたいでさ…。
たまに…病室に来てくれるんだ。」
ヒステリックなおば様の表現で少し和やかな表情を覗かせた彼は頷き話してくれた。
「お母様の病室によく来てるんだ。」
へぇ…。
それは…知らなかったあ…と内心驚き悟られないように微笑で隠した。
「うん…。
宗大さんのお父様でもあるんだよね。」
心臓が…口から飛び出しちゃう程にその名前に鼓動が反応した。
そんな私には…お構いなく彼はそのまま話を続けた。
「俺…物心ついた時から海外暮らしながら転々としててさ。
母がインターナショナルの日本人学校の講師をしていた関係もあって…いろいろ海外を転々としていた事もあるんだけどね。
15歳になった年に…うちにホームステイの話が持ち上が…その時、宗大さんがなぜかうちを希望してきた事が彼らとの出会いかなあ…。」

